12月20日(火)愛媛県武道館大会議室にて、「国際協同組合デー 愛媛交流集会」が開催されました。平和とより良い生活をめざして協同組合運動の前進を誓い合う日を「国際協同組合デー」と定め、本年は7月1日がこの日にあたりました。
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▲講義を聞き逃すまいと熱心で質疑応答も活発。 |
愛媛産の木材を使用して建てられた武道館の大会議室に140名の生産者と消費者が一同に会しました。第18回目となる「愛媛交流集会」は、1部『地元からの地産地消の取組み』と題され、今治市企画進行部企画課 政策研究室長 安井孝氏の講演で始まりました。今治市の学校給食に地元の安全・安心な生産物を使い、当初からの取組みや現在の生産者や児童たちの様子を、パワーポイントで分かりやすく話していただきました。
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▲「食育とは健康な食事づくりを実践」と語りかける安井孝さん |
2部は農業に従事するかたわら、作家活動を続けられている佐賀県在住の山下惣一氏による講演『地産地消と身土不二』があり、1部に引き続き会場の参加者は講義の内容に聞き入っていました。本来、身体と土は一つであるとする東洋の叡知「身土不二」。そのルーツと考え方を国内各地から中国、韓国にまで足をのばして究明し、足もとの食と農の立て直しを提唱されています。
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▲ 多くの著書のほか、食べること、農業のことを綴った「農かるた」も作成されました。 |
主催は愛媛県協同組合協議会・愛媛県農業協同組合中央会愛媛県森林組合連合会・愛媛県協同組合連合会・愛媛県生活協同組合連合会。
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