10月22日(月)、愛媛県生協連とコープえひめ虹の会(取引先の会)共催で開催しました(会場は松山全日空ホテル)。記念講演会は、県生協連で毎年実施している生協役職員研修会をかねて実施、生協から90名、虹の会からは180名が参加、会場は270名の参加者で満席となりました。
研修会は、大川県連会長の開会挨拶で始まり、山下会長の記念講演は「生協の未来を考える」というテーマでお話いただきました。愛媛県での生い立ちや思い出、生協との出会い、その後、生協専従者としての歩み、大変だったことや、そこから学びその後の人生に生かされたこと等をお話いただきました。続いて、長年の念願だった生協法の改正がようやく実現したことについて、これまでの経緯、これからの生協の変化(県域規制や員外利用規制の緩和、首都圏を中心とした事業連合と単協のネットワーク強化)と、生協の社会的役割への期待がますます高まってくること等についてお話いただいた。最後に、これから改正生協法を本当の意味で今後の生協の発展につながる、生きたものにするためには、組合員や各政党との政策論議を含めたオープンな、本格的な論議が必要な時期にきていること。また、EUやアジアでの生協事業の到達点やICA等での協同組合事業の到達点も踏まえつつ、今後のICAとの関係強化やヨーロッパの生協のように「国家機能の足りないところを生協で補う」というような社会的な存在になりうるように頑張っていきたいと話されました。
続いて開催された「山下会長歓迎レセプション」は、加戸県知事ご夫妻や県議会正・副議長、松山市や四国中央市の副市長、協同組合関係や報道関係者等もご出席いただき、会場一杯の220名で開催しました。ご来賓を代表して加戸知事からは、東大学生時代には生協食堂に随分助けられたことの思い出話しから始まり、生協への期待として、愛媛県をあげてとりくんでいる「愛あるブランド産品」の消費拡大、生協の福祉事業のとりくみ強化に関する期待など、心温まる歓迎スピーチをいただきました。レセプションは終了予定時間ぎりぎりまで、終始和やかな談笑につつまれていました。また、当日は松山市や愛媛新聞社への表敬訪問を行いました。
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日本生協連 山下会長 |
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愛媛県 加戸知事 |
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