今回は、愛媛県及び愛媛県生協連が担当県となり、中四国生協・行政合同会議を９月２日に松山市道後にある、にぎたつ会館で開催。厚生労働省、日本生協連、中四国９県の行政や生協関係者ら６２名が集いました。生協と行政の相互交流や意見交換を目的に、毎年持ちまわりで開催されている会議です。

　テーマは「住みよい地域社会づくりにむけて〜食、環境、消費者行政・・・」。開会挨拶は、日本生協連の三橋幸雄常任理事、開催県を代表して愛媛県県民環境部長野侯二部長よりご挨拶をいただき、開催県連より大川耕三会長理事を議長に選任しました。

　始めに、厚生労働省中四国厚生局より、阿部博一福祉課長のご挨拶をいただきました。日本生協連の青竹豊渉外本部長より、全国の生協の状況や社会的とりくみ課題について報告があり、各県行政の担当者から、生協への意見や要望と期待等を報告していただきました。

　特別報告は次の２名の方々からの報告です。日本生協連の青竹本部長は「日本生協連の品質保証体系の抜本的強化について」。愛媛県ブランド戦略課の篠原年克係長は「『愛』あるブランド産品について」。

　テーマに沿った活動報告では、岡山県連の安場会長理事、コープＣＳネット安全対策推進室の中尾総括部長、コープえひめの松本専務理事より、それぞれの取り組み状況の報告や発言が行われ、充実した合同会議になりました。

　次回開催県である、山口県生協連の吉崎専務理事よりごあいさつがあり、日本生協連の土井律紀監事による閉会の挨拶となりました。

試食交流会

　合同会議終了後、会場を１階の芙蓉の間に移し賑やかに試食交流会が開かれました。

　テーマは、“愛媛産「愛あるブランド商品〜見てみて、食べてみて、聞いてみて」”。愛媛県県民環境部　上甲俊史管理局長、愛媛県生活協同組合連合会　大川耕三会長理事より開催の挨拶のあと、乾杯を合図に歓談が始まりました。

　愛媛県養鶏研究所、ＪＡ全農えひめ、愛媛県酒造組合の方々に、食材提供にご協力をいただき、洋食、和食、美酒と20種類ものメニューが色鮮やかに並び、舌づつみを打ちました。

　また、愛あるブランド商品紹介として、展示コーナーの設置、「媛っこ地鶏」の開発のお話を、愛媛県養鶏研究所の今井士郎主任研究員にお話していただき、参加者に愛媛の地場産品を知っていただく良い機会になりました。