5月に開催されるNPT再検討会議に向けて、愛媛県からの要請団が一同に集まり出発式が開催されました。愛媛県原爆被害者の会、原水爆禁止愛媛協議会、愛媛合唱団、JMIU愛媛支部、愛媛県生活協同組合連合会の5団体から21名が派遣されますが、出発式当日はその内の12名が参加しました。
4月22日、コープえひめ本部大会議室には、総勢80名の参加者が核兵器廃絶にむけ大きな前進が築けるようにNPT再検討会議の成功を願いつつ集いました。
まず大川耕三愛媛県生協連会長理事の開催挨拶で始まり、各団体から派遣代表者の決意表明やニューヨークでの活動予定を発表しました。その中で大川会長理事は、「全国の生協代表団は106名。被爆者56名と一緒になって被爆の実相や恐ろしさを伝えます。国連本部では原爆パネル展の説明や紹介。そして小中高大の地元の学校をまわり被爆者の証言活動をサポートしてきます。」との挨拶がありました。
愛媛県原爆被害者の会の松浦事務局長の学習講演では、「広島市にいたお母さんの胎内で被爆し、慢性的な疲労感、倦怠感と戦いつつもこのような非人道的なことがあってはならない」と訴えました。
コープえひめの理事より各団体派遣代表者に折り鶴のレイをかけ、派遣代表者全員でニューヨークのでもデモ行進にも使われる横断幕が披露されました。愛媛合唱団の曽根さんのギター伴奏で、「青い空」「原爆を許すまじ」の2曲を会場全員が合唱しました。
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▲「プラハ演説『核なき世界へ』から1年、1500名の全国からの参加者と共に前進するように働きかけをしていきたい」と、大川会長理事の挨拶。 |
▲パネル展『原爆と人間展』
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▲「反核・平和コンサートinニューヨーク」 うたごえ合唱団100人の大合唱が予定 |
▲当日は、地元テレビ局や新聞社の各社から取材があり、大きく報道されました |
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▲核廃絶の祈りをこめたパッチワーク |
▲愛媛県原爆被害者の会の松浦事務局長 |
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▲平和の祈りを込めた折り鶴の重さは本当にずっしりと重い。 |
▲折り鶴のレイに平和の祈りをこめて |
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