5月19日、約80名が参加し、県生協連第9回福祉事業交流会を開催しました。この交流会は県内で福祉事業を行う4つの生協が交流することにより相互理解の促進と先進事例を学ぶことを目的に開催されています。
今回は、奈良県の社会福祉法人協同福祉会の村城正理事長を講師に、「住みなれたまちでくらし続けるために〜生協10の基本ケアと地域安心ネットワーク〜」のテーマで講演会を開催し、その後分散会で講演内容についての感想を出し合う等をし議論を深めました。
協同福祉会は「地域のみんなで支え合う福祉」をめざし、多様に福祉事業を展開しており、その内容は全国の生協から大きな注目を集めています。介護施設では、利用者の尊厳を守るためにオムツや車いすを使用せず、在宅での生活を可能にすることをめざしています。この施設の利用により病院で寝たきりの生活から自宅の生活に戻ることができた利用者の事例も紹介されました。
交流会終了後、参加者からは、「お話を聞き、今まで不可能だったことが可能になるかもしれないと思えた」「してあげる介護から、支える介護にしていきたい」等の感想が寄せられました。
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講師 村城正 氏 |
倉田均実行委員長のあいさつ |
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分散会の様子 |
フロア発言 |
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