ときめき健康チャレンジは、7〜11月の期間中60日間健康づくりにチャレンジし、生活習慣の改善を図り、健康寿命をのばす取り組みです。2020年度も愛媛県生活協同組合連合会主催、松山医療生活協同組合、愛媛医療生活協同組合、新居浜医療福祉生活協同組合の県内3医療生協共催で取り組みました。今年度はコロナ禍において、外出の自粛や友人同士での直接の繋がりが厳しい状況にある中、自宅でできるロコモ体操やラジオ体操、家事をしながらのながら体操等の提案を行ない支援しました。また、フレイル予防の冊子を使って学習し、ときめき健康チャレンジに結びつけ、参加者を増加させたところもあります。
チャレンジ参加者数は、全体で4,102名(昨年4,117名)でした。男女別では男性18.5%、女性81.5%、年齢別では70代が34.3%と最も多く、60代が19.2%、80代が16.2%の順でした。コース別では、運動が40.2%と最も多く、口腔ケア15.6%、適切な食生活12.1%の順でした。
また、「きっずチャレンジ」の取り組みでは、きっずリーフレットを活用し、7〜8月の夏休み前に県内の小学校や幼稚園に積極的に呼びかけたところ、計1,139名の参加がありました。松山市の久枝小学校(606名)、石井東小学校(139名)などで多数の参加があり、夏休み期間に「家のお手伝いをする」「読書をする」などに取り組む良い機会となったようです。
チャレンジ終了後の報告書には、「毎日ウォーキングを続けることができて達成感があった」(70代女性)、「自分の健康を意識して取り組むことができた」(60代男性)、「ラジオ体操を続けていると習慣になってよかった」(60代女性)など、健康習慣における多くの成果と感想が寄せられました。また、自己評価でも、「役に立った」(46.2%)、「やや役に立った」(40.2%)と、昨年度よりも高い評価を得ました。
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