3月26日、「災害に備える」をテーマに、松山市防災・危機管理課から島瀬達也災害対策指導官を講師に研修会を行いました。今回は会場参加とオンライン参加合わせ約70名の役職員が参加しました。
講話では、はじめに愛媛県内の災害の事例や災害発生のメカニズム、今後の災害リスクについてわかりやすくお話しいただきました。とりわけ、大規模災害が予測される南海トラフ大地震では揺れによる被害の他、津波・浸水、火災が広範囲に予測されることなど、あらため「災害に備える」ことの大切さを感じました。日頃からできる備えとして、①危険度の確認、認識、②タイムラインの作成、③マニュアルの作成や訓練の実施、C備蓄品の購入・保管、の4つをご提示いただきました。講話の最後は、「災害から逃れることはできない。しかし、命を守る行動はできる。災害で死ぬのは、ばからしい!」の言葉で締めくくられましたが、とても印象に残りました。
参加者からは、「定期的に防災について考えることが大切だと改めて思いました」「自分自身ができることを想像して家族と話し合おうと思います」「災害への備えがいかに大切かを学びました」などの感想が寄せられました。
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開会あいさつ
美濃欽也会長理事
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講師
島瀬達也松山市災害対策指導官 |
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