住みよい環境づくりにむけて、生協は消費者組織及び事業者としての両方の立場から、環境問題にとりくんでいます。私たちの身近なくらしの中から環境を考え、この問題にとりくんでいます。
生協は、誕生したときから「組合員の願いと組合員自身の協力・協同」によって生まれた組織です。従って、生協どうしや他団体との関係でも「協同や連帯」の精神を絶えず大事にして、組合員のくらしの向上と地域社会の発展に役立てています。
生協間では、事業運営や組合員活動など、お互いに経験や教訓を 学びあうことを全国や県内でも大切にしています。事業面では規模のメリットを生かし、価格や品質面で組合員のくらしに貢献しようと日本生協連でCOOP商品を開発したり、一定のエリアで各生協の協力で開発や共同仕入れを行ったり様々なとりくみを進めています。また、組合員間でも単協相互で実行委員会などをつくり、様々な協力・共同のとりくみが広がっています。
他の協同組合との協同・連帯では、JA・漁連・森連と「愛媛県協同組合協議会」を結成し、広葉樹の植樹のとりくみや相互の活動交流を進めています。また、JAの事業連や単位農協との産直事業や減農薬栽培の農産物の取引き、生産者と消費者との交流活動など年々広がっています。
県や市町村行政とのとの懇談や話し合い、県議会全会派や報道懇話会との懇談、環境や福祉等の地域諸団体との交流など、「住みよい愛媛づくり」にむけて結びつきを強めています。
▲水辺の生き物調べ
地域生協の環境のとりくみ
※10月1日アイコープとコープえひめの合併により、合算した数値をいれています。
1.リサイクル活動(03年度実績)
品目
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生協コープえひめ |
牛乳パック |
112,780kg |
アルミ缶 |
12,308kg |
スチール缶 |
5,670kg |
食品トレイ |
31,986kg |
ペットボトル |
18,674kg |
共同購入仕分け袋 |
9,228kg |
卵パック |
15,954kg |
チラシ・カタログ |
1,342,890kg |
合計 |
1,549,490kg |
※コープえひめで約1550トンが何らかの形で有意義にリュースされています。
2.買い物袋持参運動
(旧アイコープ)382, 190枚(持参率12.3%)
コープえひめ 455, 505枚(持参率14.8%)
※コープえひめで約85万枚の削減
3.事業を通じた環境のとりくみ
ISO14001を取得し、事業自体での電気や燃料、紙使用等の減量化にとりくんでいます。
環境にやさしい商品の利用普及にとりくんでいます。
生協役職員への環境教育にとりくんでいsます。
配送車の切り替え(ディーゼル→LPG 車)を進めています。
4.水辺の生き物調べ、生活排水チェック活動や酸性雨・大気汚染等の調査活動を組合員ともに進め、環境意識の向上をはかっています。また、環境家計簿等の普及をはかっています。
大学生協の環境のとりくみ
1.松山大生協では①リサイクル弁当箱の導入②学生へのゴミ分別の啓発 可燃、プラ、ペット、ビン、カン、割り箸等③タバコのポイ捨て禁止の呼びかけやマイロード清掃活動の実施④環境委員会の設置など
2.水辺の生き物調べ、生活排水チェック活動や酸性雨・大気汚染等の調査活動を組合員ともに進め、環境意識の向上をはかっています。また、環境家計簿等の普及をはかっています。
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