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愛媛県連とは
   
2009年度活動計画
 

(1)私達をめぐる情勢の特徴

  1. 100年に1度といわれるようなアメリカ発の経済・金融危機の発生により、世界経済は危機的な状況に陥っています。その波は全世界を覆い、日本経済にも深刻な打撃を与えています。その波は、景気の悪化、雇用調整、賃金引下げなど、未曾有の危機的状況として広がっています。派遣切りに象徴されるように、いの一番に社会的弱者にしわ寄せされる社会構造は、日本経済のゆがみを象徴する出来事といえます。日本経済は、マイナス成長が数年間続くことが予想され、引き続き事態は深刻化することが予想されます。政府の経済対策も本質的な対策は一部にとどまり、国際協調に名を借りた短期的視野での大判振舞い的な様相を呈しており、国や地方の財政破綻は、深刻な状況を迎えつつあります。

  2. 勤労者のくらしが逼迫する中、日々のくらしの中では、雇用不安や賃下げ、商品価格の乱高下、食の安全や食糧危機への不安、医療や年金等の社会保障制度への不信などを背景に、消費者の生活防衛意識はかつてなく強まっています。今後、消費税増税の動きや社会保障費の削減の動きはますます強まることが予想され、私たちのくらしや健康を守るとりくみがますます重要となってきます。

  3. 流通業界では、出店競争やPB商品等での激烈な価格競争が続いており、売上げ不振や損益構造の悪化など、本格的な淘汰の時代にはいっています。県内でもスーパー業界の出店・値下げ攻勢や、コンビニ業界での家庭向け食材の取り扱い強化など、生協陣営にとって競争の激化はますます強まっています。

  4. 全国の生協では、「冷凍ぎょうざ事故」や秋以降の急激な景気後退をうけて、事業全体としては前年実績割れが見込まれ、損益構造の悪化も進んでいます。日本生協連では食品の安全への信頼回復にむけて、徹底した品質保証体系の見直しや再構築を進めていますが、購買事業での早期の組合員への信頼回復と経営構造改革が急務となっています。また、日本生協連ではコープ共済事業連のスタートや新しい医療生協連合会づくりにむけた準備が進められています。

  5. この間、医療や介護の危機がいわれ、地域医療や福祉の後退が続く中、誰もが安心して受けられる医療や介護の確立をめざしたとりくみとともに、利用者の立場にたった生協らしい医療や介護、たすけあい活動を強めることがますます重要となっています。4月から介護報酬の改訂が行われますが、すべての事業所で組合員サービスの強化と経営の健全化を進めましょう。

  6. 今年は、地球温暖化防止問題では「ポスト京都」後の2020年までの中期削減目標について国際的な温暖化防止の枠組み(COP15)が話し合われ、環境問題が国際的にも重要なテーマとなります。また、アメリカでのオバマ政権の誕生により、核兵器廃絶やイラク戦争の終焉にむけて大きな転機が生まれています。核兵器のない世界の実現に向けて、来年予定されている核不拡散条約NPT再検討会議にむけたとりくみも重要となっています。併せて「消費者庁」の設置による地方消費者行政の充実にむけたとりくみが大きな課題となっています。こうした環境問題でのとりくみや、消費者行政の充実、税と社会保障の負担のあり方、食の安全、食糧問題、食育や子育て、平和や憲法に関する学習やとりくみを引き続き強めましょう。

  7. 県内生協が一致団結してより大きな力で、組合員や消費者のくらしと健康を守るとりくみを強め、社会的役割を発揮しましょう。

(2)会員生協が共通してめざすべき2009年度の活動視点

  1. 組合員のくらしや健康を守るとりくみや学習を強めましょう。

  2. 温暖化防止自主行動計画の策定など、地球環境にやさしい事業やくらしへのとりくみを強めましょう。

  3. 福祉事業や子育て支援の活動へのとりくみを強めましょう。

  4. 食の安全にむけたとりくみを強めましょう。

  5. 平和を守る活動と平和憲法を学ぶ活動を強めましょう。

  6. 消費生活条例を生かし、団体訴権の研究や消費者の権利を守る活動を強めましょう。

  7. 男女共同参画社会への推進にむけて、多様な参加のあり方を考えあいましょう。

  8. 法改正の趣旨を踏まえ、社会的役割の強化やコンプライアンス経営を強めましょう。

  9. 組合員の声にもとづく事業と活動を強め、組織と事業経営の構造改革、財務体質の強化を進めましょう。

(3)2009年度の活動テーマ

組合員の声を聴き、それに応え、くらしに役立つ事業と組織を徹底して強め、県内生協が自立しつつ、互いに協力・協同して諸活動にとりくみ、生協の社会的役割を発揮しましょう。

(4)2009年度の重点課題

I.県内生協間の交流・連帯を強め、学び・励ましあい・共同行動を通じて会員生協の力量強化と県内生協全体のレベルアップをめざします。
  1. 地域、医療、職域、大学、学校、共済、住宅など、県内異業種生協間の交流と連帯を強める。
     同業種生協間、異業種生協間、有志生協間の協力・協同や事業連帯の検討をおこなうため必要に応じて委員会・研究会を設置する。また、医療生協交流会や福祉事業交流会等の継続実施を行う。

  2. 会員生協での活動、とりくみを基礎に、組合員活動や国民的運動課題で時々の状況に応じた共同行動や学習にとりくむ。

    (1)国、県行政での食の安全行政の充実・強化にむけたとりくみを広げる。
    (2)組合員のくらしと健康を守るとりくみや「消費生活条例」の普及や団体訴権の研究にとりくむ。
    (3)生協法改正の趣旨を踏まえ、社会的役割の強化をはかる。
    (4)消費税や社会保障問題での学習や共同行動にとりくむ。
    (5)福祉事業や活動での交流、政策検討をすすめる。
    (6)平和と憲法9条を守るとりくみや学習を広げる。
    (7)温暖化防止にむけた地球環境問題や食育でのとりくみを広げる。

    特に、
      「温暖化防止にむけた地球環境」問題については、県内でも会員生協や県行政と協力して「コープみんなでエコinえひめ」のとりくみを引き続きとりくみます。核兵器のない世界の実現に向けて、一昨年実施した平和市長会議や国会への請願署名のとりくみを検討します。平和の大切さや憲法について、幅広い学習機会や情報提供を強めます。今後、消費税率のアップにむけた動きも予想されます。「税や社会保障の負担のあり方」も含め学習機会を強めます。「食の安全」のとりくみについては、条例施行後も食品安全行政の充実にむけて消費者目線での発信や活動の強化をはかります。「消費者庁」創設後の動きについては、全国段階での状況をみながら、県内での消費者行政の充実・強化へのとりくみを他団体とも協力しつつ積極的に強めます。

  3. 「第28回生協まつり」については、会員の要望に応え、新会場「こどもの城」での継続開催を行います。

  4. 第11回「四国ピースアクション」リレー、「四国ピースアクションリレーinえひめ」の成功にむけて、県内生協と四国地区の生協との連帯を強め成功させます。

    <事業計画>

    ◇‘09くらしの講座(前期、後期)の開催(前期は7月に開催)
    ◇「コープみんなでエコinえひめ」実行委員会の推進
    ◇平和市長会議や国会への請願署名のとりくみの検討
    ◇四国ピースアクションリレーinえひめ(7月12日開催)
    ◇税と社会保障の負担のあり方に関する学習会の開催
    ◇第28回生協まつりの開催(10月10日 こどもの城)(実行委員会形式)
    ◇ホームヘルパー2級養成講座の開催
    ◇福祉事業協交流会の開催(実行委員会形式)(9月12日開催)
    ◇職域生協交流会
    ◇愛媛の生計費調査活動の推進

II.県内における生協の社会的地位の向上に努め、役割を強めます。
  1. 住みよい愛媛づくりをめざして、県行政との協力・協同の関係づくりを一層強めます。また、地方分権の流れの中で、より一層の関係強化をはかっていきます。

  2. 県議会議員のすべての会派や政党、県内選出国会議員との話し合いを引き続き強め、生協への理解や協力関係をさらに広げます。

  3. JA、漁連、森連との愛媛県協同組合協議会(EJC)の活動を発展させ、さらにレベルの高い協同組合間協力・協同の実現をめざします。

  4. 報道各社との日常的なコミュニケーションやリリース活動を強めます。

  5. 福祉分野や消費者問題での非営利法人や団体との連携やネットワークづくりや交流を強めます。

    <事業計画>

◇国際協同組合デー愛媛交流集会、協同組合間提携活動の推進
◇賀川豊彦献身100年を記念したとりくみの検討
◇日本ユニセフ協会愛媛県支部の支援
◇県議会議員との懇談会
◇松山ひまわり号のとりくみ支援(実行委員会)
◇全国ボランティアフェスティバルへの参画(9/26--27)(実行委員会形式)

III.会員生協にとって役に立ち、頼りになる県連機能の充実をはかります。
  1. 県連事務局の会員生協訪問による単協状況の把握とコミュニケ―ションにつとめます。

  2. 会員生協や組合員の要望にそった教育研修企画、交流企画を実施します。

  3. 県連理事会を軸にした運営を強め、一致点での合意と情報の共有につとめます。

  4. 理事会を中心に各単協の経営実態の交流や情報交換、経営分析など可能な範囲での情報交流を強めます。

  5. 県内生協の協同・連帯の基礎的組織としてのローカルセンターの役割がより一層はたせるようレベルアップをめざします。

  6. 愛媛県との災害協定書にもとづく、危機管理・連絡・対応体制の整理や広域連携についての検討を進めます。また、災害時の緊急車両の事前登録や図上訓練、該当自治体と医療生協との協定締結にむけたとりくみを進めます。

  7. 先進地での他県連研修を検討します。

    <事業計画>

    ◇秋の役職員研修会(11/19)  (東)南海地震を想定した図上演習を予定
    ◇理事会学習会、研修会
    ◇愛媛県との災害協定にもとづく災害時対応検討部会の推進と広域連携のあり方の検討
    ◇愛媛県ボランティアネットワーク会議への参画
    ◇他県連研修の検討
    ◇ホームページの充実
    ◇「生協連情報誌」の発行(年2回)

2009年度行事計画

4月〜6月 第58回通常総会(6/25)
7月〜9月
くらしの講座(前期) (7月 日開催)
四国ピースアクションinえひめ(7月12日開催)
職域生協交流会
国際協同組合デー愛媛交流集会(8/28)
福祉事業交流会(9/12)
全国ボランティアフェスティバル(9/26−27)
10月〜12月
くらしの講座(後期)
松山ひまわり号( 日)
第28回生協まつり(10/10)
秋の役職員研修会(11/19)
県議会議員との懇談会
1月〜3月
税と社会保障の負担のあり方に関する学習会
他県連研修
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